1954-10-14 第19回国会 衆議院 農林委員会 第74号
それでまかない切れないときでありますと何かの立法手段を講じなければならないということで逃げておつた。農林省の持つておる予備金の中でそれらを出すべきだ、あるいは厚生省の予備金の中で出すべきだということで、大蔵省の持つておる国の全体の予備金からはなかなか支出しなかつた。しかしながらそういうことはあえて今後できるという言明を得たのでありまするから、そこで私は問題を新しく提供いたします。
それでまかない切れないときでありますと何かの立法手段を講じなければならないということで逃げておつた。農林省の持つておる予備金の中でそれらを出すべきだ、あるいは厚生省の予備金の中で出すべきだということで、大蔵省の持つておる国の全体の予備金からはなかなか支出しなかつた。しかしながらそういうことはあえて今後できるという言明を得たのでありまするから、そこで私は問題を新しく提供いたします。
○国務大臣(保利茂君) 又官房長から補足いたしますけれどもその通りで、ございまして、この特別立法が制定されましたときに建設大臣とも話合いまして、ちぐはぐにならないように大体地域指定で、建設省のほうほからかつた、農林省のほうはあまかつたというようなことにならんように、これは調整統一をしてかかる必要があると思いますから、ということは両大臣の間ではよく話をしております。
こういう実情を無視して、簡単に蚕糸業法の第十五条の改正を独禁法の中に含めておやりになつた農林省の態度というものは、おそらく近き将来において、養蚕農民から糾弾を受けることは必至であろうと思う。この点については、とくと御再考願いたいと私は考えております。もし、この点について大臣の御所見があれば承りまして、あまり長くなりますから、私の質疑はこの程度で打切つておきたいと思います。
しかるに政府の呼号しておつた農林省案の五箇年間米麦千七百万石増産計画、十箇年後国内自給達成計画は、この予算においていかになりましたでしようか。農林当局の要求のわずか六割程度に圧縮いたしまして、どうしてこの五箇年計画千七百万石増産が達成されましようや、ということを私は言わざるを得ないのであります。世界の情勢は、人口の増加に反比例して、食糧は増加しないのであります。
資料をおつくりになつた農林省からお聞きいたしたいと思うわけであります。
そこで折角作つた農林省の事務所がありましので、我々はそれを期待しておつたのですが、それがどうしてもうまく行かないという実情にありますので、来年度予算の前に我々のほうと農林省ともう一度協議をやつて、それによつてきめようということで、今事務当局同士で話合いをするという段階まで参つております。まだ話合いはいたしておりません。そういう準備をしております。
小林亦治君 従来の小作官というものはなくなつて、小作主事と言いましようか、そういうのがあるのでありますが、それは必ず関与せなければならんという建前にはなつておりますが、その意見の拘束力というものは司法機関に対してないので、往々にして判事の専断によつて小作主事の意見が蹂躪せられたまま調停になつたというのを私ども実務として扱つておるんですが、そういうことが、摩擦が起きないように何か最高裁判所の内部規程と異なつた農林省
例えば昨年でありましたか、業界新聞等で見ますというと、山林の非常に荒れているので有名な中国方面に、パルプ界では非常な勢いでもつて工場の新設をしようと競つてその工場の新設地を求め、それに対して工場を新設しようとしたことを見てとつた農林省側は、それでは困る、何とかもう少し資源のほうを睨み合せた計画に御指導を願えないか、―言葉を換えて言えば、もう少し一山林が回復して来るまでは或る程度抑制してもらえないかといつた
○今澄委員 私は農政局長に伺いますが、大体肥料配給公団を金廃したときの農林省の見通しと、それから私はほかの委員とは意見を異にして、肥料配給公団は相当の実績を上げ、肥料の需給について円滑な運営をなしておつたものをうあの機構を一朝にしてつぶしてしまつた農林省の見解と、そうして何ゆえにこれをつぶさなければならなかつたかという理由をもう一度そこでちよつと御説明を願いたいと思います。
不振の理由には、経営に人を得ず、当を得なかつたということもございますけれども、最大の理由は、旧農業会から不良資産を引継ぎされたこと、更に引継ぎの認可が遅れたために、ドツジ政策による経済界の激動期に際して迅速なる資産の処分ができなかつたために損害を受けたこと、この二つの点が中心でありまして、この二つの点は資産処理の認可に当つた農林省に大きな責任があるはずでありまして、少くともこの部分につきましては政府
私は最後まで反対しておつた。農林省から商工省へ生糸貿易が移つたのは戰争中で、しかも商工省はいろいろの事情もあつたろうが、はなはだ不熱心な宣伝ぶりで、海外にいる官吏に商工省辞令を渡したというだけで、何等新しい措置が施されなかつたと聞いたので、当時の商工省の不熱心さにあきれて農林統一一貫案に賛成したのであつた。ちつとも働きをしていない。
ところがさつき通産省の何とかという部長さんは何と言つた、農林省の事務当局は書類で許可を得ないけれども、大体同意を與えたから話を進めた、こう言つた、これは速記に残つておる。どつちかがうそである。しかも役人が委員会に来てうそをつくなどというのは許しがたい問題である。この二つがわからぬ以上これをまずきわめなければいかぬ。
そこでその根拠になつた農林省の農家経済調査なるものの引例を見まするというと、これは極めて一方的に片待つた引例ではないかと思うのです。と申しまするのは、耕地面積が、九反九畝で、うち小作地八畝を経営しておる農家を持つて参りまして、この農家においては小作料が百六円が七百四十二円になつたというだけであつて、成る程農家経済に及ぼす影響は軽微なものであると思うのであります。
又先程言つた農林省関係の公団問題に対する十分な監査なり検査をして、そうした不正事件を将来なくする努力を拂われることを附則といたしまして希望いたしまして本案に賛成いたします。
河野はこう言つた、農林省はこう言つたということで、私は堂々と勝負したいと思う。そこで私がこの際伺いたいのは、今足鹿委員のおつしやつたように、末端では配給の辞退がある。一方においては配給をとれる余地のある人もある。今の肥料の配給規則によると、通帳を提起しなければ肥料をとれないことになつております。
以上を綜合して、私は物資の統制形態について今日と異なつた結論が出るまで、混乱を生ずる虞れのある資材調整事務所の食糧事務所への吸收は見合すべきであり、少くとも今後一ケ年以内に行われねばならなくなつた農林省機構の再檢討のときまで現状を変革すべきでないと存ずるのであります。
○鈴木直人君 充実の方法を考えられるということであるが、定員法が決まつた後においては、もう一度定員法の改正をする以外に途がないと思いますし、又農林省の定員何名と、全体の定員がここに決まるのでありますが、その決まつた農林省の全体の定員の間において彼此融通をするというようなことをやつて見る。こういうことでございましようか。
○竹山委員長 いろいろ交錯しますが、農林省の方の戰災によつて一番大きな食糧管理を擔當しておつた農林省が國家としてどれくらいの損失を受けたか。なお特殊物件等との關連もあるのですが、食糧について終戰の際に軍所管の食糧その他食糧管理について政府はどういう處置をとられたか、ごく大要を伺つておきたい。もし專門的になればまた別の機會でもいいですが、ごく概要だけを伺います。